ここから
今回の大会は。
Jrの選手たちにはどう写っていたのだろう。
どんな思いで終わったのだろうか。
結果は予選落ちで片付くが。
この、どうだったかというのは。
勝ったか負けたかだけのことではなく。
それよりも大切なことは。
選手たち一人一人が。
何をするのか。
そこへのトライがどうだったか。
それぞれにテーマはあったはず。
求められていることであったり。
できないからダメなんだでははく。
今はできないことだらけですから。
できないのは、何ができていないのか。
次はどうしていくのか。
ハンバーグ師匠に叫ばれていたことも。
今のはそれでよかっのか。
だからどうするんだというメッセージだ。
20-20の同点で迎え、あと1点の場面(21点止め)
最後に託されたトスを。
スパイクがネットに引っ掛かった。
ミスが直で失点になるのがバレーボールだ。
なんとも酷な競技である。
当の選手は今にも泣きだしそうだった。
しかし、まだ1セット目が取られただけ。
ゲームは終わっていないのだ。
まだ終わっていない、泣いている暇はない。
そう突っぱねた。
必死に涙をこらえている様子ではあったが。
我慢しきれず、溢れてきていた。
そこから。
何を思い、何を学んだのか。
サーブが不安定であるため、サイドハンドで打つことも選択肢に与えた選手も。
自分がサーブ順に回ってくるときに交代となる選手も。
その交代で入った選手に課せられていた期待があった選手も。
試合に出ることがなかった、ベンチの選手たちも。
それぞれの屈辱があったのでは。
そういう、ちょっとした試練も体験しながら。
上達していくんだよ。
「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。」
故・野村克也監督
負けるときは負けるべくして負けているのです。
我々は負ける原因がたくさんありすぎるチーム。
まだまだだ。
そう思えているか。
ありがとうございました。