選択肢

先日の大会で。
選択肢を与えて、どうするか決めてもらった。
サーブのことで。
上から打つサーブはまだ覚えたてだった。
不安定すぎるほど不安定。
こちらからは。

まずは、入れるということ。
入ることを1番に考えて。
サイドハンドで打つということもありだ。
それは自分で決めなさい。

と伝えた。
こちら側ととすれば。
下から打てば入るのだから。
状況判断も含めて選択肢を与えた。

自分で決めたことは。
上から打つことだった。

入れば自信につながるだろう。
入らなくとも、自分で選んだことならば。
納得もできるし、次につながることだと思う。
こちらから、サイドハンドで打ちなさいと決めていたら。
言われた方は、窮屈な気持ちになったのでは。

本人らしく行動する。

大切なのは選択肢を与えること。
これは、普段の日常生活でもそう。
親がすべてを決めてあげるのではなく。
ケースバイケースではあるけどね。
練習だってそう。
全てにおいて、選択肢を与えるのは難しい。
しかし。
できるだけ、そういう機会をある場面を作る努力はできる。

昨日、中学生には。
夏休みは、土日の部活が休みであるため。
ぶれいく臨時練習を土曜日やるかどうか聞いてみた。
キョトンとした表情で無反応だったり。
首をブルブルと振っている選手だったり。
塾が…という選手だったり。
やらない派多数?。
では、やりませんから。
強制的にやると決めて、いやいや参加されるよりも。
はっきりしてていいや。

大人がこうした方が良いと思っていることが。
選手たちがそう思っているとは限らない。
勉強になりました。

本日も、ありがとうございました。

2023/7/26