教わっただけでは

また、先日の大会のこと。
昨日も話した、やぶれかぶれ。
どうもそこから抜けきれない。
そう感じていた選手に。
変化があった。

サーブをやぶれかぶれで打つ傾向があった選手は。
入ればすごいが、安定はしない。
諸刃の剣そのもの。
はじめはやっぱりやぶれかぶれ。
なんでそこに飛ぶんだろう…
そういうボールが必ずある。

今回は。
サーブの狙いどころを、選手たちに考えてもらい。
それをチーム全体の取り組みにした。
それからその選手は。
同じコースにいい感じに入る。
相手のレシーブを崩していた。
何かを意識して、丁寧に打っていた。

この大会で見せた、考えてやってみたこと。
そうしたらどうだったのか。
だから何を大切にして練習するのか。
そこに気付けるといいな

上達するには。
『教わった』だけでは、上達できない。
 普段の練習では、「やり方」を教えているが。
「やり方」を教わっても上手にはなれないのだ。
 
「わかった」と「できる」は違うということ。

「意識して、教わった事に取り組む」
これが、「反復・継続・丁寧」というもの。

次の課題は。
様々な練習の場面で常に意識して取り組めるか。
わかったことを、反復する。
自然にできるようになるまで継続する。
やぶれかぶれではなく、丁寧に。

ちゃんとやんねんとは。
こういうことだ。

さて。
今日は、町内会の夏祭り。
私は朝からステージ作りと、夜は撤去作業。
暑くて大変でした。
本日もありがとうございました。

2023/7/29