ぶれいく
バレーボール

数日前の猛暑日に。
「あ～さむい・さむい」
と言ってみた。
選手たちは、キョトン…
周りにいる大人たちも、嘘つくなボケみたいな。
私は、暑いのはさほど気になりません。
暑いからなんなの？
って思っているから。

人間の脳は、思い込みで行動する。
暑いと言えば暑く感じる。
暑くても寒いと言えば？
やっぱり暑い…？
これは、ほんとにそう思っているかで変わる。
あとは。
むり～って言ったら、ほんとに無理だし。
出来ないとはじめから言えば、あきらめることが正しくなる。
やってみるとできることはないから。
やっぱり出来ないでしょって、納得する。
この脳の仕組みを理解していれば。

その逆を思えば、そうなるように行動するのでは。
ここに気が付いて、発する言葉を工夫すればねぇ。
トレーニングのやり方も。
少しずつアップデートしている。
新しい動きを取り入れたり。
すると。
わかんないオーラを発する選手。
半べそかいていた。
それが、今日は。
ヒョイヒョイとやってのけていた。
やればできる。
できるまでやる。
それだけのこと。
始めから、わかんないと決めつけているだけ。

その選手は練習中も、どこか無理オーラを発している。
だからそこができないんだよ。
無理って思っているから、出来ないことが正しくなる。

パスをしていて。
相手からのパスが大きく横にそれる。
むり～っと声を出してい発していた。
すると、プレーそのものが止まる。

「カバーしてあげられなくて悔しい」
そう思うんだよと伝えると。
キョトンとしていた。

私は仕事の移動でも。
年中自転車で移動する。
周囲の人からは。
暑くてだめだ。
寒くてむり。
そう言われる。
そう思う人は、乗らない。
当たり前だけど。

私はそう思ったことがない。
暑かろうが寒かろうが。
自転車に乗るということが、自然な行動。
先日、にわか雨に遭遇して。
衣服がずぶ濡れになった。
そしたら、雨雲レーダーを確認したり。
カッパを持参して出動している。
どうしたらと考える。
冬は、手袋をどんなのにするかとか。
防寒はどうしようかとか考える。

むりと言ってしまえば。
やることは、あきらめるだけ。
考えることにならない。
乱れたボールをつなごうとしないのは。
むり…って心境が見ててよくわかる。
最後はあきらめているから。
失速したりするしね。

子供たちがキョトンとすることを。
これからも言っていこうと思う。
ありがとうございました。