由来

今日、選手の父からおもむろに。
「ぶれいく」の名前の由来って何ですか?
そう聞かれた。
とても良い質問ですね。

意味だけで言うと。
ブレイク(break):サーブ側のチームが得点を取ること。
つまり、連続得点をすることに対して使われるバレーボール用語。

由来となると、ぶれいくの歴史と言うことか。
それは。
むかしむかし。
次女が中学でバレー部に入部。
当時の中学校のバレー部の構図を見たとき。
スポ少出身者と中学校から始めた選手の差が大きすぎて。
この中学校から始めた選手が、なんとかできなのかなぁ…🤔
なんとなくそう思っていた。

平成30年だったか。

私の指導の原点となる人が群馬県にいまして。
その方は、群馬県でチームを作らない上達クラブを立ち上げていた。
その方が、仙台に来て指導をしてくれることになって。
当時のスポ少のチームを見てもらえることになったんです。

初日の練習後に、その方と飲みに行ったんですね。
その時に、「佐藤さんも、上達クラブをやればいいのに」
という話が出て。
当時は、スポ少で精一杯だったし。
その時は、頼まれ監督であり。
組織に乗っかっている、いち指導者に過ぎなかった。
それが楽だったので。
自分がクラブを立ち上げるなんて。
思ってもいなかった。
そんなことは考えたこともないし、場所の確保すらないのですから。
やる気もなかったし、やれるとも思っていなかった。

その1年後だろうか。
当時のスポ少は男子と女子に分かれていて。
私は女子担当。
スポ少の練習が終わった後に、中学生の男子バレー部が練習に来ていた。
それは、スポ少の男子の方で借りていた体育館の時間割り当て。
スポ少OBが所属するバレー部に体育館を使わせていたのだ。
そこで、男子の指導者から。
2面あるのに、1面が空いている。
もったいないから、なにかやったら?
と話が合った。

あの時の。
群馬の師匠から言われたことが浮かんできて。
中学生の初心者を、集めてみたいです。
そう話をしたら、やってみなさいとなった。
それが「ぶれいく」立ち上げのきっかけである。

つづく。

2023/9/21