結果は副産物

ここでしばしでてくる、ハイキュー!!北信介の言葉は、まさに人生の教科書のようだ。

俺を構築すんのは毎日の行動であって 
“結果”は副産物にすぎん

今の中学生の取り組みは。
スパイクフォームの確立とレシーブの構えと準備の速さ。
求めている動きには。
まだまだ時間がかかりそうだ。

どれだけ意識しているか。
そこを毎回問いかけている。
過程の大切さをね。

どうしても癖はでてしまう。
それがやりやすいから。
その癖に頼っている意識だと。
失敗しないようにと動いていしまう。
目先の結果の意識の方が強いのかも。

慣れない動きには、やり難さと結果が伴わないことが多くなる。
しかし、目先の結果だけを見ていると。
後々繋がる大事なことを失ってしまうことも。

まもなく中学生は新人戦を迎える。
プレーそのものの動きが習得できていない状況下で。
結果だけを目当てにしてしまったら。
そのプレーは、やぶれかぶれで終わってしまうかも。

あくまでも自論ではあるが。
結果は通過点としてみた方が良いと思っている。
例えチームが全敗だったとしても。
ただ、思いとしては、勝利を目指すことが大事。
そうなるために、何にチャレンジしていくか。
やってきたことにフォーカスできるといいなと思う。

パス、レシーブ、スパイク…
まだまだ未完成であるからこそ。
やってきたことの過程を大切に。
めんどくさくても、遠回りでも。
反復・継続・丁寧。
これを積み上げてきた人たちには。
最終的には適わないのだから。
まずは、やってきたことの成果を試す。
今はその段階。

今週末に行われる新人戦。
自分の持っている今の力を出せるように。
自分のベストを尽くせるように。
頑張ってきてください。

ご清聴ありがとうございました。

2023/10/4