終わりを決める
スポ少時代から。
よく言われてること。
「監督は仕事してるの…」
平日練習でも常に参加しているから。
そう思われるんだろう。
はい、してますから…
定時で帰るというスタンスは。
ずっと貫いている。
保護者からすれば。
定時でそんな毎回帰れるの?
そんな疑問もあるでしょう。
ひとつは。
仕事は自分だけの内容なので。
帰るも残るも。
自分の裁量でやるしかない。
帰ろうと思えばいつでも帰れます。
仕事が終わらなくても。
翌日、自分のやることが増えるだけですから。
だれも手伝えないので。
私も同僚の仕事を手伝うこともできません。
その個人だけの業務なので。
二つめは。
スポ少に携わるようになってから。
このスタンスとなったと思う。
当時は17時から19時の練習時間。
17時の終業時刻にピタッと止めて。
それまでは、残業ありきだったかもしれない。
その感覚でいると、仕事があってもなくても。
とりあえず、職場に残っているとか。
そんな感じだったかと。
指導の勉強をしていたら。
脳科学の作用に出会い。
それらの本を読んだりしたことが。
この行動のきっかけ。
これは脳の仕組みで人は行動していること。
例えば19時まで終わればいいと思っていると。
忙しさや量に関わらず。
19時までに終える行動をするんだそうです。
なので、それを17時までに終わらせる。
という脳への指示にしてみた。
すると、脳は決めたことへ行動するんです。
スケジュール管理においても。
始まりの時間ではなく、終わりの時間を設定すると。
脳はその時間まで終わらせようと行動します。
もちろん、それでも終わらない時もあるんですが。
終わってなくても止めていいのです。
次の日、残ったものから終わりの時間を決めてやればいいだけ。
それの繰り返し。って本に書いてあったことを。
素直に実行したまで。
なので、私は予定を立てるとき。
10時~○○ではなく。
~11時○○なんです。
必要なのはその意識。
あと何分で…とか。
すると、脳はそれまでの時間に何をするかを考えていきます。
まさに炭次郎のように。
この考えにしてからですね。
いつも平日の練習時間に必ずいるようになったのは。
なぜそこまでするのって?
練習にいきたいから。
いわゆる、バレーうましか。
その思いがなければ。
練習行くことに、あまり重きを置いていないければ。
仕事が…とか。
残業が…とか。
行かない理由がどんどん出てくるでしょう。
それは、脳に「行きかなくてもよい」という指令を出しているから。
脳は行かないための行動を考えるんだそうです。
バレーの上達もそう。
なりたい自分を決めていれば。
脳は必ずその方向に動き出します。
考えることをします。
目標とかめあてを決めるのがいい例ですね。
だから。
常に意識してやるということを伝えています。
昨日の「できるまでやる」ってのも。
脳にその指示を与えているかどうかなんです。
Jrの子たちは素直な子が多いので。
決めたことをやるって意識が強く作用しているかもしれませんね。
ただなんとなくやっている子と。
「そうする」って決めてやっている子は。
上達スピードの差が開きますよってことです。
だから。
「むり」、「できない」って言うなと。
常々話しているのは。
発したことは、脳がその通りの行動をしてしまうから。
「できない」って脳に指示を出すのは止めようってことです。
今日はずらずらと。
能書き垂れてしまいましたが。
最後まで読んでいただき。
ありがとうございました。