待つこと

私は意識して問いかける。
あえて。
何のために。
思考力の向上だ。

大人が子供が困らないように。
先回りしてやってあげたり。
答えを教えてあげることは。
子供の将来にプラスにはならないと。
メンタルの勉強をしていると。
自分が読んだ本では、3人の著者が。
同じように伝えている。
これを練習における、上達に直結する考え方として。
とても参考にしている。

ここでぶつかる、こちら側の壁は。
答えを待てないこと。
我々大人は。
沈黙を待てない人が多いのでは。
ついつい急いで。
答えられないなら、ハイ次!とか。

そして子供も。
黙っていれば、回避してくれることを学習しているかのように。
黙り続ける。
わからないならわからないと素直に言えばいいだけ。
特に小学生のうちは。
わからないも正解で良いということである。
まあ、わからないと言ってしまうことが。
恥ずかしいことなのかもしれないが。
そういう思いをすることも。
大事な体験なのだ。

問いかけた後の沈黙があった時。
子供もなにかしら頭の中をぐるぐると。
考えている様子が伺える。
脳は考え出すと24時間365日考え出す。
だから答えを先に言わないし、アウトプットするまで待っている。

これをやってみて感じたこと。
沈黙を待つのも、かなりのスキルが必要。
しかし、こちらも根負けするわけにはいきません。

こういうこともいつかは慣れる。
どこかで、うーんって考えてから。
答えてくるようになってくる。
実際に、Jrの選手のほとんどが。
何かしら答えてくるようになっている。
監督は。
いくら黙っていても終わってくれないことを。
学習しているのかも。

上達においては。
何が足りないのか。
次はどんな風にしてみようか。
それを自分で考えることに成長がある。

「問いかけをきっかけに。
考えることに。
本当の価値があります。
子供たちに問いかけ
待つ時間を作りましょう」
~質問メンタルアップトーク~ 引用

2024/1/19