今の段階
もうすぐ新体制になっていくのだが。
新チームになろうであるメンバーたちは。
もがきの時期である。
これからいろんなことを。
覚えていくことになる。
おそらく。
今の下級生たちは。
試合に出たときに。
どうしたらよいかわからない。
とか。
そもそもの基本的な技術も。
量を重ねて、体に覚えさせていくことになる。
これには段階があって。
①意識もしてないし、できない。
②意識はするけど、できない
③意識をしたら、できる。
④意識しなくても、できる。
④は無意識の領域。
どの位置にいるだろうか。
6年生たちは。
だいたいは、②から③になりかけている。
もしくは、③でやれる場合もある。
しかし下級生たちは。
①の選手もいるが。
まあ、②にどっぷりつかっている。
この意識はするんだけどできない。
言われたことをやろうとしても。
できないので、???となっている。
これが③になるまでには。
かなりの時間がかかる。
意識はしてもできない。
これが一番大変な領域と言われています。
③になるまでが、苦悩の連続。
試合になれば連携と判断が瞬時に求められます。
それを何度もゲームで繰り返して。
感覚として覚えていきます。
試合に出る機会が少なければ。
さらに、意識をしてない選手は。
できるはずがないってこと。
何度やっても。
じゃあどうしたら?
それは量を増やしていくしかないんです。
何回やってもわからないし、できないんですから。
ここは、量なんです。
「できるまでやる」ってそう言うこと。
たかが数試合、出たからと言って。
わかるものでもないいてことを。
受け入れることで。
できるまでやるって目標になるのでは。
自分ネタで言うと。
小学生のころ。
体操にあこがれて。
前転やバック転ができるようになりたかった。
そりゃもう、放課後は校庭の砂場で。
日が暮れるまで前転をやってました。
助走をつけるやつね。
バック転は。
怖くてなかなかチャレンジできなくてね。
それならと、家に帰ってから布団の上でくるくる舞ってました。
誰かが教えてくれるわけでもなく。
ただひたすら回数を、つまり量を積み上げていた。
この①から②になる段階が。
今の下級生たちのレベル。
つまり、相当な時間という量を確保すること。
そこに知識を入れていくんです。
それが意識。
下級生たちよ。
今は①か②の段階なので。
できないという結果は。
あまり大事ではないということ。
結果に意識が行ってしまうと。
心が折れてしまいます。
私はスキーが下手なんです。
①から②の段階で、結果を先に求めすぎて。
心が折れてしまいました。
たいしてやりもしないのに。
自分には向いていないと。
言い訳を作ってね。
これを。
②から③へ進むことは。
それだけ大変なこと。
下級生たちは。
一番苦労するその段階にいるってこと。
プラスで見れば。
意識することはしようとしているので。
意識しないよりは。
次のステップに行こうとしているよね。
でもできませんよ、そう簡単には。
これは量です量。
長い目で見るって。
そういうことなんです。
できないことに悩む子供たちよ。
安心してください。
意識はしてますから。
意識をするようになってきてますから。
ぶれいくは、1日にして成らず。
ありがとうございました。