楽しさとは
「楽」という漢字は。
たのしい。
らく。
二つの読み方があります。
この二つの意味をよ~く考えると。
同じではないのでは。
よく子供たちには。
ふざける楽しさと。
一生懸命やった楽しさは。
違うんだよと言っていますが。
こういうのは10年後くらいにわかるのかな。
本当に楽しいことは楽ではないし
楽なことは本当に楽しいことではない。
本当に楽しいことをしたいのであれば
絶対に楽をしてはいけない。
楽をしたいのであれば
本当の楽しさを求めてはいけない。
~年中夢球(少年野球指導者)~
バレーの楽しさとは。
例えば。
3レシでハメられまくって。
何度も何度も這い上がってきて。
ランレシで息を切らせながら最後までやり切って。
そして試合で粘り強いレシーブができたときに。
弱くて弱くて勝てなくて。
みんなで必死になって練習してきて。
やっと勝てた1勝のときとかが。
楽しかったと感じる時ではないか。
厳しさや辛さの先に見えるものが楽しさ。
年中夢球さんのお話に共感しました。
楽で楽しいことは。
スマホゲームとかニンテンドースイッチとか。
これは本当に楽しいことではないってことですね。
中学や高校時代。
バレーに打ち込んでいましたが。
ファミコンもやってました。
バレーは辛かった。
ファミコンは楽しかった。
でも、大人になって思い出すのは。
バレーボールのこと。
ファミコンのことは。
思い出さない。
本当の楽しさとは。
厳しさや辛いこと、苦労をして。
バレーボールと向き合ったこと。
それがあったから、今こうして。
バレーボールを続けていられる。
あの時、楽しかったなって。
昭和の不適切指導のことは除いて(笑)
楽をしている子は。
満足感や達成感がありません。
本当の楽しさって、楽ではない。
これも、年中夢球さんが言っていました。
練習の時に。
できなくて悩んだ。
わからなくて不安になった。
歯を食いしばった証拠ではないでしょうか。
練習や試合が終わったら。
ヘラヘラ笑い始めた。
家に帰ってバタンキュー
車の中でZZZ…
これでも良いんでないのかな。
小学生には。
楽しさという本当の意味は。
まだまだ分からないと思います。
厳しくて辛くて苦労するのは。
嫌ですからね。
わからないなりに。
悩めばいいんです。
辛くて苦しくて厳しいことの先に見える景色。
これが見えるのは10年20年後…
良いじゃないですか。
そして親御さんは。
子供の今を、黙って見守るだけで十分です。
ありがとうございました。