困難の中での
成長
今日の試練は。
どれくらいだったかな。
昨日のダメダメから。
今日はどれくらいのトライがあるのか。
そこをみてました。
身体を思ったとおりに動かせない。
まさに。
ひらがなが読めないのに、漢字テストをしてようなもの。
九九を覚えていないのに、分数の割り算をしてるようなもの。
九九や五十音といった。
その基礎となる部分を、ちゃんと作らないと。
やってもらいたい動きには、近付けられません。
まずはアップメニューで、ボールを追うための、足の動作を追加しました。
そして昨日と同じ、肩口の処理へのトレーニング開始。
おやおや…
なんか動けてる…
動こうとしている。
後半は、コートに入っての全員の動き。
おやおや…
サーブレシーブの返球が昨日とは違っているぞ!
そして横のボールに対しての反応。
全く持って動けなかった…いや。
動こうともしなかった選手が。
今日は反応しようと、しているじゃありませんかっ。
それを見た瞬間。
泣けてきた。・゚・(ノД`)・゚・。
できないこと。
わからないこと。
なので。
むりだと心の中で思っていても、おかしくはなかった。
結果、ボールは上がっていません。
そこではなく、全くやれなかったことを。
やろうとしたその精神に。
泣けてきた。
身体の使い方、反応するための準備、そしてそれは苦手なこと。
やる内容のその全てが。
本人の中の逆境であった。
そこを越えようとしてきたこと。
勇気を出してトライしてきた。
ああ、成長とは。
困難の中に入っているもの。
「才能は磨くもの。
センスは開花させるもの」
才能は、自動的に備わっているものではなくて。
自分から作り上げていくもの。
困難や逆境が訪れたときが。
実はチャンスなんですね。
だからこそ、辛いことは。
浴びておくもんだ笑