きっかけの場所
いつも思うこと。
ここの活動での役目とは。
練習をしていると。
選手個人個人の癖が見えてきます。
この癖が。
実は厄介でして。練習の中で指摘をしても。
全くもって直りません笑
直すには、
この作業だけでも、3週間程度掛かります。
意識しないと、元の動きが出てしまう状況です。
完全に癖を治すには、最低でも3ヶ月掛かります。
それほど、簡単な事ではありません。
今のままの方が楽ですから。
自分に置き換えると。
私は猫背で姿勢が悪いんです。
それが癖になって、その方が楽なんです。
たまに姿勢をよくする意識はしますが。
長続きせず。
元に戻る性質にどっぷり浸かっています。
練習では。
スパイク動作を分割していますが。
意識してもできない。
もしくは意識すらしてない。
脳の指示が。
無理な動きを楽な動きに勘違いさせてしまっています。
じゃあどうすれば。
癖を直すには、本人の努力無くしてできません。
週に1回~2回、ぶれいくの練習に参加するだけでは。
他は自分のチームで練習している選手の癖を私は直せません。
本人が直そうとするのであれば。
直すことはできます。
ぶれいくは、きっかけを与えることしかできない場所ですから。
だから、直したくても、直してあげられない選手がたくさんいます。
無理な動きに気付かず、痛みが出てから気付く。
バレー界は、こんな間違いがたくさんあります。
ぶれいくの選手で。
かぶりの癖と背中を反りすぎる傾向があり。
腰を痛めてリハビリ中の選手がいます。
診断では幸いにも大きな制限はなく練習は可能です。
その時から、フォーム改善に取り組みました。
ストレッチの取り組みもやってくれています。
今はだいぶ、フォーム改善に近づいています。
これは。
本人が直そうとしているから。
だから変わっていくんです。
まだちょっと、スキあらばかぶり気味ですが。
ここでは。
直すきっかけは与えられるけど。
本人の努力なくしては。
変われるものも変われません。
お互いの作業なんです。