人のせい

今日もまた。
聞く姿勢のことで。
お灸を据えられた3名。
選手が発表していることを。
それらの選手に。
何て言っていたか。
確認すると。

「聞いていませんでした」

「聞こえませんでした」
という返答。
聞いていないと言うことについては。
ここでは触れないで起きましょう。
そもそも論ですので。
次の「聞こえませんでした」
と言うことについて。

聞こえなかったからわからない。
と言うことは。
聞こえないような声で言う相手が悪い。
と、人のせいにしています。

この、人のせいにする行為。
こどもあるあるですので。
誰にでもある行為です。
それは。
大人もよく、人のせいにするからです。
なので。
言い訳と人のせいは。
完全に直すことはできないと言われています。

だからといって。
そのまま容認するわけにはいきません。
それが当たり前になって大人になったら。
というより。
考え方を学ぶことで。
変えられる可能性があるからです。
その経験を積める場所として。
ここがあると思っています。

終わりに、選手たちに伝えたのは。

人のせいにしてしまうのは。
ここにいる全員がしていることだよ。

今回、注意を受けた選手だけの問題ではない。
Aメンバーの全員が。
よく使うワードに。
人のせいが含まれている。

レシーブのお見合いや。
ボールが目の前に来てから、急にしゃがんでよける選手。
原因を問うと。
「○○が取ると思ったから。」
お互いが同じことを言い合います。
お互いが人のせいにして。
そのままにしている傾向がある。

自分は悪くない。

そうならば。
それ以上の改善にならない。
思考が停止してしまいます。

「自分に何ができたか」
これが考え方となる。
他人を変えること。
環境を変えることは。
コントロールできません。
自分でコントロールできるのは。
考え方。
考え方は自分で変えることができるのですから。

相手に問題があるのではなく。
課題は自分にある。
~アドラー~

この、人のせいにする傾向の。
こちら側の改善策は。
とにかく何度も繰り返し。
「自分にできることは何があったのか」
これを根気強く質問すること。

お灸組3人は。
練習内容を聞いていないのに。
そのままやることは無意味なので。
外れてもらいました。
しばらくすと。
「すみませんでした。練習させてください」
と、これも懇願あるある。
部活あるあるとも言えますね。
私は懇願は認めません。
2度としないためにも。
厳しいでしょうが。

外されたこと。
まずそれを受け入れること。
そして謝ることではなく。
覚えてほしい。
聞く姿勢が大切なんだということに。


2024/11/16