叱らず、問いかける

怒るという行為が。
世の中は否定的に見られています。
昭和人間からすると。
ジレンマはありますが。
時代の流れに逆らって、いつまでも昔のままでは。
自分の成長に繋がりません。

じゃあ。
怒るという行為が。
どれだけ成果があるのか。
ずっと気になっていた。
確かに、その場では有効的な部分はあります。
その後が改善できたかというと。
まてよ…
直ってないな…
そんな気がするんです。

怒るにはエネルギーが必要です。
エネルギーを使ったのにもかかわらず。
また元に戻ってしまうのなら。
怒るという行為は。
無駄なエネルギーを使ってるのかも。
そういう観察結果にたどり着いています。
ならどうしたら?

問いかける。

「叱られてばかりいる子」は。
親や指導者の「想定内」までしか伸びません。
大人が心がけなくてはならないのは。
思い通りにさせるのではなく。
「どうしたら良いと思う?」
と言う問いかけです。
問いかけることによって。
子供は自分で考え始ます。
自分の頭で考え、動いた経験だけが。
子供の自立の蓄えになるんです。
~サッカー指導者 池上 正~

2025/3/4