ノミのジャンプ

小学生は。
ゴールデンエイジと呼ばれる年代がある。
神経系の発達が著しく伸びる時期。
この時期にスポーツをすることで。
グングンと上達していく。
今は。
スマホがあれば楽しく過ごせるので。
わざわざ運動なんか。
しなくてもよいのかな。

そこから中学生になって。
運動能力の発達がないまま。
そこから運動したって。
なかなか大変でしょう。
それでもやればやっただけ。
進化はしてきます。
中学生からでも遅くはないのだが。
もう、部活動はやらない方向がみえています。

部活動は先生しだい。
そう言われてきました。
こんなこと言うと。
老害と言われそうだが…
中学生は。
自主性があるわけでもなく。
ティーチングしてあげないと。
技術は身に付いて来ないのでは…
中学生には。
コーチングだけではなく。
まだまだティーチングが必要な時期。
自分はそう思います。
そもそも先生は忙しいから部活動は止めって。
なってきているのに。
無意味な文句とうことか。

おっと!
ノミの話をしてませんでした笑
ノミは通常2mの高さまでジャンプするそうです。
そのノミに高さ50cmほどの箱を被せるとどうなるか知っていますか?
ノミは最初、天井を破ろうと努力をして何度も飛び跳ねます。
しかし、何度挑戦しても50cmしか飛べないと、
自分の限界に気づきノミは50cmしか飛ばなくなるそうです。
そして、恐ろしいことに、
そのノミは箱をどけても高く飛べる状態にしても、
それ以降は50cmしか飛べなくなるそうです。

これを、心理的限界と言います。

Jrの子たちは。
1日練習があります。

1日やっても。
へっちゃらな体力がついています。
これを、中学生のように。
やらない環境下に置かれたら。
やらなくなっていきます。
場所が提供されても。
練習をしようと思わなくなる。
これは先生も同じことが言えます。
やらなくていい。
という心理的限界。
環境があってもです。

中学生にとって。
技術の習得には量です。
質だけでは何ともなりません。
若くて体力が付いてくる時期に。
しない方向性って。
残念ですね。

本日、中学生の大会を観に行きました。
どのチームも。
パスができていません。
そもそも論です。
バレーボールになっていないのですから。
できているのは。
小学生からやって来た子。
そこが複数集まっているチームだけが。
当然、勝つことになるでしょう。
コロナ前は、そんなチームがそれなりにありましたが。
今はいいとこ2チーム程度。

運動能力の低下は。
自分のような年代に差し掛かり。
そして高齢者になった時。
これでいいのだろうか。

こんなこと言ったって。
どうにもならないし。
みんなやりたくないから。
そういう方向に行っているのでしょうから。
無駄なぐちぐち論でしたね。
おやすみなさい。

2025/3/15