旅立って逝きました
本日、父が旅立ちました。
重篤な誤嚥性肺炎でしたが。
病院には入院せずに。
自宅で看取りを選択して。
吸引が常時必要だったり。
常時付き添いは困難なため。
宿泊サービスを利用して看てもらっていました。
抗生物質の点滴がほとんどで。
あれから2週間が経過していましたが。
先日の夕方。
下顎呼吸となり。
もはや…とのことで。
自宅に戻って来ました。
深夜になり。
呼吸が浅くなっていて。
そのまま静かに息を引き取りました。
最後に大きな息継ぎをして。
息が止まる。
こくりと首が少し傾く。
よくTVで見かけるあのシーン。
ああ、逝ったんだなぁ。
実際に見たのは人生初ですね。
息を引き取ってからの気付くではなく。
なくなる直前まで。
そこに居れたのは。
よかったのではと自分なりに。
そう思っています。
それから訪問看護へ連絡。
看護師さんが夜中に来てくれました。
状態チェックと処置をしてくれて。
訪問診療の医師へ報告。
大変な仕事だなぁと感心しつつ。
これまでの間も一生懸命処置をしてくれて。
声をかけ続けてくれて。
感謝の思いでいっぱいです。
一緒に暮らしていましたが。
特にコミュニケーションを取っていたわけでもなく。
お互いが干渉せずに過ごしてきました。
そもそも、寡黙な人でして。
私も寡黙な人間なので。
それが自然な形だと。
父が何を思って過ごしてきたのかは。
知る由もありません。
ただ、デイサービスには行く気になっていましたので。
よほど楽しみにしている場所なんだと。
そして意外と人気者?だったようで。
家では見せない姿があったようですね。
私も…家では寡黙ですが。
高齢者には。
意外と人気があるんですよ笑
だから何?
自分で言うな!と。
よく言われます笑
享年90歳。
十分でしょう。
往診の先生からは。
いい顔しています。
よく頑張りました。
大往生です。と言われました。
これまで支えてくれた方々には。
感謝しかありません。
そしてできなかったことと言えば。
父に感謝の言葉を伝えたことはなかったこと。
これを後悔というのですかね…
なので。
母も高齢ですので。
いままできつく当たっていましたが。
もう少し優しく接していこうと。
あとは感謝の意を。
生きているうちに。
伝えていくとします。
今日は。
よもやま話にお付き合いいただき。
ありがとうござました。