バレーボールだけでは
だめなんです

高校野球で夏の甲子園大会優勝チーム。
沖縄尚学の監督の比嘉公也氏が言ってたこと。
「野球だけじゃだめなんです」と。

野球だけやっていればいい。
ではなくて。
日常生活態度を整えることが。
そして向上心や探求心にもつながる。
やがてそれが人間力になっていく。
比嘉監督は。
「毎日同じ通学路でも、なにか変化を発見する感性を養って欲しい。それは人生を豊かにすることにもつながるし、野球とも結びつく」
と語っています。 

さらに。沖縄尚学OBで、プロ野球で西武ライオンズに所属する。
與座海人投手は。
「私生活の乱れが試合でのミスにつながる」と言い聞かされたそうだ。
「遅刻はもちろん、ゴミが落ちていることに気づかずに通り過ぎたりすると、比嘉先生に厳しく指摘されました。
グラウンド整備、雑草を抜くこと、道具の手入れをすることも同様です」と回顧。
「野球では相手の狙いを察知したり、隙を突いたりすることが大事ですが、私生活で目配り、気配りをする癖をつけておくことが、いざ野球となった時に役立つと教わりました」と説明する。

バレーボールも同じだよね。
バレー以外のこと。
学校のことで言えば。
宿題、提出物、遅刻など。
日々の勉強だってそう。
中学生だったら確か「ワーク」があるはず。
うちの子どもたちも、それがありました。
ちゃんとやっていたかと言うと…
ん~
勉強なんてしなくて良い。
私は、それで良いとは思いません。
バレーも勉強も同じです。
好きなことだけではダメなんです。

当たり前のことを当たり前にする。
小中学生は。
その力を育くむための訓練の期間なのだ。
それが人間力になる。

社会に出たときに。
その人間力で。
苦難にも立ち向かったり。
より良い人間関係が築けたり。
軸が他人ではなく。
自分軸で行動できる術を。
身につけていく。
そういうことが。
バレーボールの技術の向上に必要なこと。
つまり、様々な角度で物事を考えられるようになる。
そう言うことではないかと。
私は考察する。

ハイキューで言うならば。
「挨拶、掃除、片付け、毎日やんねんちゃんとやんねん」
~稲荷崎高校 北信介~
そういうことだ。
バレーだけやっていては。
ダメなんです。

そこに気が付いてほしいですね。
多感な時期だけど。
それでも、そこは大事にしてほしい。
上達に必要なのは。
素直さと謙虚さだ。
それは、日常生活も同じ。

Jrの選手に。
ノートを書いてもらっているのも。
技術のことだけでなく。
嫌なこと、面倒なことに向き合う。
与えられていることをやり抜く。
そう言うことなんです。

2025/9/3