親孝行とは

今日、自宅についたら訪問看護の車が停まっていた。
なんだか慌ただしい雰囲気だった。

私の父を病院に連れていく準備をしていた。
時間外のため、近くの大学病院の救急外来にだ。
帰宅のタイミングがよかったこともあり、私が病院へ連れていった。

私の父は要介護2で歩行困難。
おしっこの管も入っている。
今日はその管を訪問看護師さんに交換してもらってた。
交換後にトラブルがあり、看護師さんに緊急訪問してもらい、受診の対応をしてもらっていた。

両親とは同居している。
父が介護認定を受けるようになって、毎月の病院受診や毎日の尿処理など、ちょっとだけであるが、父の介護をしている。

この介護をするようになって、父と会話をする機会が増えた。
それまでは…
ほぼ、父と話をする機会なんかあったのか覚えていない。
小学生の頃から、まともに話したことはないだろう。

今、小学生や中学生と接する機会を持たせてもらって、親子で仲良しというか、よくコミュニケーションをとっている姿を見かける。
それを見ていると、羨ましく思えるというか何と言うか…
いいね。

さて、父はと言うと、病院で診てもらったら、特に異常はないと。
ただ、明日かかりつけの病院に行ってきなさいと言われ、明日も病院へ連れていくことに。

父はもう88歳だ。
正直、あと数年生きるかどうかだ。
こればかりはね。
若かりし頃は、親なんかに関心を示さなかったが。
今は関わっていく時間を大切にしようと思う。

そして、私と現在高1の息子は。
ほぼ、会話すらない毎日。
自分のしてきたことが、伝染するんだな…。

2022/4/21