考える機会を作る
質問して、選手たちに答えてもらう機会をなるべく作るようにしてる。
が…
なかなか答えられない。
って言うか答えない?
最近は、練習も一方的にならないように気を付けている。
質問は選手たちに考えてもらいたいから。
うまくいったことは何がある?
次はどうしたら良いと思う?
どうしたいの?
エラーの原因はなに?
先に答えを教えてあげてしまっては、
選手の考える機会を
奪ってしまうことになります。
失敗や未熟さを指摘してはいけない。
できないからといって
取り上げてもいけない。
相手の勇気を奪ってしまうからだ。
自ら困難を克服する機会を
奪ってしまうのだ。
ーアルフレッド・アドラー
質問をする目的は、
正解を答えることではなく、
正解に近づけるために
自分で考えてみること。
こうした経験を通じて、
考えることの楽しさや、
大切さを感じてほしいのです。
考える力を伸ばすには、まずその機会をあげること。
大人が先回りをして、答えを教えてしまわないように。
試合で逆境や困難が立ちはだかった時、
コート内で頼れるのは自分しかいない。
それを打開するには、考えるしかないんだ。


アルフレッド・アドラー
2022/5/11