負けはしたが

ここで、ハイキュー武田先生の名言を一つ。

「”負け”は弱さの証明ですか?
君達にとって”負け”は試練なんじゃないですか?地に這(は)いつくばった後、また立って歩けるのかという。
君達がそこの這いつくばったままならば、それこそが弱さの証明です。」

普段の生活でも、ついつい『負け=弱い』と結びつけてしまいがち。

中学最後の舞台で、目標にはたどり着かなかったかもしれないが。

小学生から始めた選手も。
中学生から始めた選手も。
これまでの努力は、ちゃんと形として現れていた。

部活が終わってからもここに来る。
練習試合が終わってからもここに来た。
この2年間、ほぼ休まずちゃんと来た。

毎度毎度、地味な基礎トレを繰り返してきた。
クロスキャッチ・前後キャッチ・アヒルアンダー・・・
できなくてできなくて、悔しい思いもしただろう。
でも、挫けなかった。
そして、どんどん形になって行った。

勝負ができるスキルは整った。
が、バレーの神様は、「負け」と言う試練を与えた。
目標にあと一歩と言うところで。

ここで満足していけないよ…
君たちはもっともっとうまくなれるんだから。
そう言っているのではないだろうか。

悔しさとは、本気になった奴しか味わえない感情。

君たちは決して弱くなんかない。
だからこそ。
また立ちあがって歩いていこう。

負けとは、次の成長のための1ステップだ
2022/6/12