秘密兵器

ぶれいくの秘密兵器。
それは、あさって実施する、ぶれいく初の合宿。

なんのために。

普段は、いつもの体育館でいつもの練習。
言われることもいつも同じ?
本人は頑張っているつもりでも、どこかでマンネリ化し、またか…って思うかも。

今日の練習も。
声を出すことって抵抗なんだな…。
どうしてもそこが、乗り越えられない壁のようだ。

我々指導者がいくら口をすっぱく指導しても。
受け取る選手たちの意識が変革しなければ、
それは結果として現れてきません。

そこで環境を変えることで、子供たちの心の変化ができればと思っている。

他にも、風呂の入り方や荷物の整理整頓、寝相の悪さや寝息など、普段の何気ない行動を他人との比較の中で見つめなおすことが出来ます。

合宿中の生活において、自分と他人との違いを肌で感じる事で、バレー以外で自分に足りない部分がぼんやりと見えてくるのです。

合宿は、子供たちだけに経験をさせる場ではありません。


子供たちを観ている我々指導者側が、子供たちの「変化」や「生活」を感じ取る場にもなります。そして、その中に指導のヒントが隠されていることがあります。

合宿は、そうした指導者サイドの「気付き」の場でもあるのです。

時間を割き、お金と労力を費やし、合宿所という「特別な環境」で生活することによって忘れかけていた頑張る力や、普段の練習では決して気づかない様々なヒントを享受する、というのが「合宿」の真の狙い。

合宿から帰ってきたお子さんを、よく観察してみましょう。

なにかやたらと頼もしくなって帰ってきたと感じることができたなら。
親御さんの「気付き」があれば、合宿の狙いとして成功といえるだろう。

自分のことは自分で
2022/8/9