あさっての方向
合宿を終えて、ずっと考えてた事。
あさっての方向に弾いてしまうパス力。
小学生にどのようにしていくか悩んでいた。
いままでそのカテゴリでやってきたのだが。
どうやってきたのか忘れてしまった。
バレーボールって難しい。
今までは、これまでやってきた経験者がいたから。
新しく入ってきた下級生たちは、それを真似をして覚えていった。
今はほぼ全員がルールも知らない初心者の集まり。
真似をする対象がいない。
あちこちあさっての方向に、
ボールが飛んでいってしまうことを真似ている？
どうしたら？
人間の脳は考え始めると、24時間365日考え始めると、脳科学の本に書いてあった。
だから、自分で考えるってことが重要になってくる。
昨日も述べたが、考えなくとも与えられていては。
考えるスイッチを押されずに、年だけ取っていく。
なので考えていた。
夜なべして。
いや…寝てたな。
脳は寝ていても作動して考えてくれるらしい。
考えるということを、脳に依頼した。
すると自然に「どうしたら？」に興味が行った。
なので、密かにお勉強をしていた私。
学んだことは。
子どもたちも、我々も。
ただ時間を取って練習をしていては、
いつまでたってもあさっての方向に弾く状態は、
何も変わらないってこと。
今さらながら、そう言うことだ。
それにはプレーを分解して見ていくこと。
プレーを分解するって。
まずは、オーバーパス、アンダーパスから。
これまではいろんな動きを一連の流れでやってきた。
それはメニューとして導入するのは良いが。
回数をクリアすれば、めあての達成になっていたんだと。
そうではなくて、分解すること。
そこができているのか評価していくこと。
昨日のｊｒ練習では、そういうところにフォーカスして。
新しいメニューに取り組んだだり、
どこを見るのかをこちら側が意識をしたり。
すると。
なんか、あさってに弾くこどもたちが。
あしたの方向程度に変わっていたような。
来週は、大会なので、それに向けたことも必要であったが。
いつもどおりの、ど基礎練習に終始した。
試合用の練習にはならなかったかもしれないが。
どうしたら？って思ってたことを、どうしてもやりたかった。
あしたの方向になったことで。
ボールが少しつながるようになったようにも見えた。
分解して動作を習得すること。
これだな…って思った。
あれもこれもではなく。
ひとつひとつ。
