通過点に過ぎない

明日は、新人戦を迎える。
ここで勝たないと、この先の大会の組み合わせが不利になって行く。
こればっかりはね。
その年代、その時もメンバーの巡り合わせだからどうしようもない。
しかし、あくまでも通過点だ。

めあては。
勝敗だけでなく、どう取り組むか。 

「新人戦の目標は?」
 
そう問いかけると、
多くの選手が「勝敗」や「結果」についての
目標を口にします。
 「(対戦相手に)絶対勝ちます!」
「2日目に残ります!」
「県大会に行きたいです」
 
もちろん
勝ち負けはとても重要な要素だろう。
 
けれど、
結果ばかりに意識を向けてしまうと、
うまくいかなかったとき、
モチベーションを失うことが多くなるかも。

私のスキーがそうだったように。

重要なことは、
どのように取り組むか。
 
 「勝つために、どんなことを意識する?」
「どうすれば勝てると思う?」
「勝つためにできることは何がある?」
 
こうした問いかけをして、選手自身が考えること。
勝ちます!とか、気合だけではなく。
自分にできることを目標にする方がよいと、私は思う。
 
そして、
できることを積み重ねた結果、
試合に勝っていた。
という状態を目指したいもの。
 
 結果ではなく、取り組み方を意識させる。
 「今日は勝った?」
と、結果をきいたら、
無意識に「結果がもっとも大事」と
思い込んでしまいます。
 
 「うまくいったことは何があった?」
「どんなことを意識して試合をしたの?」
「成長したことは何があった?」
 
結果だけではなく、
取り組み方について確認をすることを、お勧めします。
 
「勝ち負け」だけでなく、
「ベストを尽くしたかどうか」

ぶれいくの選手たちは。
まだまだ発展途上。
いま、自分にできることは何がある?
そこにフォーカスすること。

チーム作りをしていない私の個人的な思考。
独断と偏見でした。

早くたどり着くことがすべてではない。
ゴールにたどり着くまでに何を学んだか。
2022/10/7