ふと思い出したこと
土曜日の中学生練習時に。
練習アイテムを持っていった。
長さ1mくらいの棒をね。
ふとそんな姿に。
昔の風景を思い出して、練習前にお話を少しした。
私が中学生の頃は、こういう棒を持って部活に来る先生が。
普通にいた。
男子バレーの先生は、とにかく殴る蹴るだったが。
女子バレーの先生は竹刀にパイプ椅子だったな。
あの時は、それが日常であったから、おかしいともおもわなかった。
今は時代が違う。
ただそれだけのこと。
それに順応すること。
そこは気を付けている。
また、
勝たなければならない
優勝しなければならない
努力しなければならない
こういうプレッシャーと言うか、
悲壮感漂うような思いにはさせないように。
子どもたちは、うまくできないことだらけだけど。
やっている姿の眼が真剣そのもの。
その過程が楽しかったと思ってもらえるように。
元プロ野球中日ドラゴンズ投手。
吉見氏の記事には。
「コーチから言われるのと、自分で考えて答えを見つけるのは、たどり着いたゴールが同じであっても成長の仕方が違うと気付きました」。
自分で答えを探すのは手間も時間もかかる。
しかし、その過程で得た知識や経験は引き出しとなり、たどり着いた答えは教えてもらった時よりも実になる。
昔は、勝たなければならないので、負けるとビンタが待っています。
だから、どうしたらビンタをすり抜けられるか、プレーの精度を考えた。
すさまじい外的要因で上達をしていったのが昔の指導。
ぶれいくでは。
自分で考えてみる。
それを行動してみる。
そして失敗もする。
だからまた考える。
それを繰り返す。
こう言うことを実体験として、子供たちには質問をしていきます。
できないことは恥ずかしいことではない。
そういうことを子供たちが気付いていけるように。
で?
棒は何に使うのって?
決して威嚇のためじゃありません。
さあ、寝よう。
