すぐにはうまくいかない

以前にも話したこと。
今の子供たちは、身体の動かし方がいびつ?
本来なら。
跳んだり、投げたり、小さい頃の外遊びの中で、自然に体が覚えていくものなんだが。
しかし、残念ながら、中学生でもボールの投げ方がいびつ…。
とにかく飛んでくるボールにあたふた…。

外に出なくても、ゲームというアイテムがある。
それを与えていれば、こどもはおとなしく家にいる。
現代の現実はそうなのだから。
嘆いても仕方がないこと。

身体の使い方が身についていれば。
あとは、感覚でつかめていく。
しかし、身体をどう動かしたら良いかわからないから。
感覚がつかめるはずもない。

ということは。
身体をあれこれ動かすトレーニングをするしかない。
肩甲骨や股間節の伸展、腰の捻り。
日常では大きく動作をすることない関節を使うこと。

普段使っていないから。
そこを動かして動作しようとすると。
やりにくいというか、いづいってやつね。
やってもうまくいかない。
そりゃそうだ。

意識をしてやり続けるしかない。
コツコツと繰り返すしかない。
人間は忘れてしまう生き物。
ついついなんとなくやってしまいがち。
楽な道を選んでしまうのが、人間の性。

始めからうまくできるのなら。
やる必要ないじゃん。
それを意識して取り組むことで、やがて慣れてくる。
継続は力なり。
練習とはそういうこと。

ぶれいくは1日にして成らず。
君たちも1日にして成らず。
ちゃんとやんねん。

反復・継続・丁寧をちゃんとやんねん。
北 信介
2022/12/13