昔のこと
むかしむかし。
私の中学時代のこと。
バレーボールを始めたのはここから。
1年生のときは、ボール拾いだけ1年間。
だから何もしてないの、バレーボールなんて。
夏は水も飲んでダメな時代ね。
実質2年ちょいしかない部活動生活の1年間を。
棒に振ったとしか言えない。
1年生の時はサーブなんて入った記憶がない。
パスもろくすぽできた記憶もない。
ところが、2年生になったとき。
新しくバレー部の顧問が変わった。
そこからだ。
毎日地獄のような練習…
いや、基本をみっちり教えてくれた先生だった。
自分がこうしてバレーに携わっていれるのも。
こうして基本を叩き込まれたことが財産となっているからだと。
自転車は乗り方を覚えたら、乗ってなくとも一生覚えているといわれている。
それと似たような感覚がある。
体力は失われたが、体の使い方は染み着いていると。
だから、いまここでやっていることは。
中学生の時までに、基本をきちんと体得すること。
昔は。
外にバレーコートがあって。
体育館が使えないときは、外で3レシもやったな…
とにかく練習時間はたっぷりあった。
与えられてたのかな…。
今は。
練習をあんまりしてはいけない時代。
であれば、自分自身で工夫したり高い意識が必要。
今日も、ほぼパス練習に時間を費やした。
もう少しきれいな形になってほしいなぁ。
ちょっと汚いかな、形が…。
この基本の意識を。
常に持ち続けること。
時間のない中でできることは。
意識とその観察。
やらなきゃ楽をしているだけ。
ダンクが できようが 何だろうが
基本を知らん奴は
試合になったら 何もできやしねーんだ !!」