言われたことを
昨日の続き。
日曜日の練習試合では。
我らがキャプテンも印象に残った。
前日の練習で、クセの修正を試みた。
アンダーの時、脇から腕をグンッって伸ばす動きをしていたので。
手を前にしたままで、スッと手を組めるように練習をした。
なかなかすぐにはうまくいかないし、やり難いのかも。
でも、試合の時にふと見ると。
前日の練習の時に言われたように構えて、サーブレシーブを待っていた。
あぁ、覚えていたんだな、それでここで試してるな。
忘れずにちゃんと意識していた。
他の選手は。
なかなかこの意識って意外とやれてない。
どうしても一か八かで、ただ頑張っている選手が目立つ。
チームは弱いながらも、主力3人が不在の状況で臨んでいる。
チーム事情でキャプテンはセッターに入ってもっらった。
普段はスパイカーなのだが、レシーバーの選手を打たせる体験もしたかったし。
なのでセッターをやってもらった。
それまでもセッターのポジションを体験させてたので、すんなりとやれる。
ん…セッターなのにサーブレシーブ待ってたの?
そこには。
その日の私には想定していなかったことが。
その日はセッターをやってもらうしかないと思っていた。
午後になり数試合すると、突然。
「スパイクを打たせてください」
そうなのねん。
よし、じゃあやってみるか。となったわけ。
そういう意思表示をするタイプとは思っていなかったから。
こちらはへぇ~って思った。
もしやこれは…
バレースイッチ入ってきたか!
前日練習後、他チームに派遣しているメンバーが出場している大会を観に行って、決勝戦まで観戦していたとコーチから聞いていた。
上手なプレーを見て。
こうなりたい、ああなりたい。
そんなイメージを持てたのなら上達は早い。
やらされる練習ではなく、自分からどうしたらって思えることってすごく大事。
さらに練習試合の相手チームに。
同じ学校に通う同級生が2人いた。
その選手たちは、とても上手に動ける。
それを見たというか、見せられた本人にはどう写っていたのか。
同じ学校で同学年ってのがみそだね。
この2日間で、いい刺激をもらったのでは。
それを本人にとっての収穫と思いたい。
言われたことを、忘れていないってこと。
そしてそれを実践し続けるってこと。
スイッチを感じた。